2年間で10万円も損!?ソフトバンク光を徹底解説【料金比較】(2021年)

回線について分かりやすく徹底解説

皆さんどうもこんにちは
インターネット回線を選ぶ上で必ず気になる料金のこと、難しすぎだと思いませんか?簡単にまとめても”携帯料金+回線料金+プロバイダー料金だけで終わらず3つの組み合わせや各プランプランよって追加されるオプションそれらに伴って追加される/割引きされる料金“になっていてかなり複雑です。

本記事ではスマホ/携帯電話や回線とプロバイダーについて難しくて分からないという方でも分かるように、分かりやすく解説をしていこうと思います。

今回はソフトバンク光編です

料金比較をしたことで分かった結論を先に言ってしまうと、ソフトバンク光を選んでいる方はお得ではなく損をしている方がほとんどです。その理由も含めて、メリットやデメリットについても順を追って説明していきます。

『全部読む時間がない!』という方にも読んで欲しいので、記事の最後に“特に重要な部分だけ”のまとめを作りました。時間がない方はこちらをご覧ください!

【忙しい人向け】ザックリまとめ

はじめに

様々なプランによって値段が変わる携帯料金スマホ/携帯電話とセットにする事で変わる回線料金、その複雑な仕組みに困ってしまい、結局は各店舗の店員さんが説明してくれた分だけの選択肢の中から選んでしまったり、店員さんにオススメされたものをそのまま選んでしまったりしていませんか?それ、してます

携帯や回線についての知識がないことで起きてしまう問題は疑問が生まれないこと“です。店員さんに教えてもらった情報しか無いので、説明されなかった部分への疑問は生まれず、これといった疑念も無いまま実は損している状況損しているけど何が損なのかも分からない状況になっています。

何も知らない方に対してAのモノは主にメリットの説明をし、Bのモノでは主にデメリットの説明をした場合どちらを選ぶと思いますか?皆さんが知ってる身近なものを想像して考えてみて下さい。

ご飯とパン、猫と犬、バナナとブドウ、眼鏡とコンタクト、イヤホンとヘッドホン、夏と冬、ソフトバンク光その他の回線ソフトバンクLINEMO等々。相手に与える情報/与えない情報はコチラ側が好きに選べるので、知識のない方が対象であれば自分の選ばせたいモノを選ばせるのは簡単です。

決して嘘をついていたり騙している訳ではありませんが、ほとんどの人はデメリットばかりを説明されたモノよりもメリットばかりを説明されたモノを選んでしまうと思います。

ソフトバンク光の基本情報と補足

・ソフトバンク光はNTTのフレッツ光と同じ回線を使っていて、ソフトバンクのYahoo!BBがプロバイダーをやっているインターネット接続サービスです。提供エリアが広く日本全国で利用できるので凄く人気ですし、回線とプロバイダーが一体型になっているので別途で契約をしたり支払いをする必要がありません。

プロバイダーを複数社の中から選べる回線もありますが、ソフトバンク光はYahoo!BBの1社しかありません。プロバイダー間での競争が起きないという問題もありますが、選択肢が無駄に多くなくシンプルで分かりやすいです。

ソフトバンクのスマホ/携帯電話を利用している方が回線をソフトバンク光にすると、おうち割光セットという割引きサービスが受けられるようになります毎月の携帯料金が-1,100円または-550円になるのでかなりお得になりますが、ソフトバンクのスマホ+ソフトバンク光だけでなく、指定オプション+550円が必要です。

ソフトバンク光の最大のメリットと言えばこのスマホと回線のセット割だと思いますが、セット割だけで判断をしてしまうと最終的には損をしてしまうケースがあるので気を付けてください。

・セット割の条件である指定オプションは、ルーターと呼ばれている通信機器のレンタル+513円自宅でWi-Fiを利用できるようにするサービス+1,089円固定電話~+550円の3つですが、おうち割光セットなら全部まとめて+550円になっています。

“不要なオプションへの加入”というよりは”必要なオプションへの加入で割引きもついてくる”のほうが表現としては近いです。強いて言えば固定電話を不要に感じる方は居ると思いますが、不要だとしてもこの3つをセットで加入した方がお得になります。

・ソフトバンク光の基本的な月額料金ですが、戸建てタイプは5,720円マンションタイプは4,180円2年自動更新になっています。自動更新無しのプランだと戸建てタイプは6,930円でマンションタイプが5,390円になっています。

すぐに解約する予定があるなどの自動更新にしない方がいい理由がない限り、2年の自動更新プランの方がオススメです。

回線工事をせずに回線の乗り換えができるかもしれない”転用”というサービスがあります。ソフトバンク光の利用している回線はフレッツ光と同じと言いましたが、ソフトバンク光以外にもフレッツ光と同じ回線を利用していることがあります。そのような回線を光コラボ(光コラボレーションモデル)と言うんですが、乗り換え前の回線が光コラボかフレッツ光だと回線工事をせずに乗り換えることが出来る可能性があります

わざわざ工事をして新たに回線を引っ張らなくても今ある回線をそのまま利用できますよという仕組みなので、今ある回線をそのまま利用できない場合は回線工事を行う必要があります。工事が必要な状況かどうか、前もって確認しておきましょう。

ソフトバンク光のメリット&デメリット

ソフトバンク光のメリットをまとめると

  • 提供エリアが圧倒的に広いので、どこに住んでいても利用できる!
  • 回線とプロバイダーが一体型になっているのでシンプル且つお得!
  • 要注意ソフトバンクのスマホ/携帯とセットにすることでお得になる仕組みがあるが…
  • 乗り換え時に回線工事の必要がない可能性がある!
  • 回線の質は良い!

が挙げられます。一番のメリットはソフトバンクのスマホ/携帯電話のセット割サービスです。毎月の携帯料金が-1,100円または-550円も安くなるのは非常に大きいですが、そのために必要な指定オプションが+550円なので-1,100円は実質-550円になっています。

-550円だとしても、2年の自動更新なら-550円x24ヶ月-13,200円になるのでお得に見えますが、この部分だけを見てセット割があるからお得と判断してしまうのは非常に危険です。

セット割の部分だけを見ると-13,200円もお得ですが、全体で見ると、-550円の割引きのために+1000円もかかっているプランを選んでいて、-13,200円と同時に+24,000円も払っていた”なんて事が起きてしまいます。

おうち割光セットは凄く魅力的なプランな一方で、全体を見て考えないと実は損してしまう事もある点には要注意です。

ソフトバンク光のデメリットとしては

  • セット割の適用条件に+550円の指定オプションへの加入がある。
  • セット割のあるソフトバンクのスマホとセットにしないなら選ぶ理由が無い。
  • そもそものソフトバンクのスマホ/携帯の基本料が高い

が挙げられます。セット割の条件である指定オプションは不要なものではないんですが、不要じゃないからこそ有料オプションになっていることで実際に負担する金額が少し増えてしまいます。

特に大きなデメリットが、ソフトバンクのスマホの基本料が高いことです。このデメリットを見ても特にデメリットに感じなかった方やそこまで大きなデメリットと思わなかった方が、損しているけど何が損なのかも分からない状況に陥っています。

なぜになってしまうのか?ソフトバンクが提供している新プランのLINEMOがあるからです。

ソフトバンク光は損?ソフトバンク光じゃない方がお得な新プランLINEMO

LINEMOについて詳しくは知らなくても、名前だけは見たことあるという方は大勢居るんじゃないでしょうか?LINEMOはソフトバンクが提供しているオンライン専用の新プランで、データ容量と月額が3GB/990円の小容量プランと、20GB/2,728円の中容量プランがあります。

よくあるのが※マークがついていて色んな条件が書いてあったり、実は色んな割引きが適用された後の値段だったとかですが、そういった複雑な要素が無いシンプルにひと月の携帯料金が990円2,728円という圧倒的に安いプランになっています。

どれくらい安くなっているのか?グラフで見てみましょう。

この基本料の安さが新プランLINEMOの魅力です。1GBのプランからデータ容量が増えるにつれて値段も高くなっていく中、LINEMOはデータ容量が3GB20GBまで増えても1GBプランよりも基本料が安くなっています。

よく目にするような比較はこちら↓

 ソフトバンクの各プランLINEMO
月額基本料\2,178~7,238(条件次第)\990または\2,728
データ容量1GB~無制限3GBまたは20GB
通話料家族間は無料
家族以外は30秒あたり22円
30秒あたり22円
キャリアメール×
留守番電話×
対応窓口ソフトバンクショップ・電話・オンラインオンラインのみ
新みんな家族割×
おうち割光セット×
契約年齢中学生以上18歳以上

LINEMOでは新みんな家族割おうち割光セットといった家族や回線とのセット割サービスが無くなってしまうんですが、セット割が無くなることをデメリットかのように説明する方が居るので、セット割が無くなる=値段が高くなると勘違いしてしまう方が大勢居ます。

しかし、今までのプランはセット割があっても2,178円までしか安くならないので、セット割が無くなっているのに990円2,728円になったLINEMOの方が値段が高くなっているとは思えません。

LINEMOにすると今まであった家族や回線の割引きは無くなるのは事実ですが、LINEMOは割引きが関係ない基本料が安いのでソフトバンク光とのセット割が無くなろうが関係ありません

では、なぜこれだけお得になるLINEMOの事をソフトバンクの店員さんは教えてくれなかったのか?それにもちゃんと理由があるんです。LINEMOをオススメされない理由も含めて、LINEMOについて詳しく解説していきます。

基本情報の前にLINEMOに関するQ&A

Q.LINEMOって何?なんとなくソフトバンクが関係してるとは思うけど正確には分からない

A.LINEMOもソフトバンクです。回線や通信品質などもソフトバンクですが、他のプランと違ってオンライン専用になっています。

Q.携帯料金が安くなったのは嬉しいけど、安くなりすぎてて怖い。何か裏があったりしない?

A.心配しなくても大丈夫です。当たり前だったので実感は無かったと思いますが、今までの携帯料金が高すぎただけです。

Q.今まで通り高すぎた携帯料金でもいけたと思うけど、どうして急に安くしてくれたの?

A.高いままでもいけたと思いますが、政府から携帯料金の値下げを要求されて対応せざるをえなかった状況になったからです。

どういう流れで値下げをしたのか、時系列で見てみましょう。

なるほど!この流れで値下げの対応をしなかったら間違いなく競争に負けちゃうね!

ここまで安くできることを知った後だと、今までの携帯料金が本当に高かったことが分かりますね。

発表段階では誰が見てもahamoが優勢でしたが、提供開始時には3社とも月額~3,000円でデータ容量は20GBのシンプルなオンライン専用プランでまとまり、提供開始後には有料のオフライン対応を開始したahamo小容量プランが追加されたLINEMO0円/0GBからトッピング制のpovo2.0と、どんどん進化していっています。

LINEMOは店舗での対応は行っていないため、契約をする際の手続きも全てオンライン上で行わなくてはいけません。店員さんによる案内がないので、分からない事があっても自分1人で調べながら行う必要があります

オンライン専用というサポート体制の不親切さから契約までの一歩を踏み出せない方も多いと思います。さらに、オンライン専用というシステムになっているので店舗では取り扱っていないことから、これだけお得になっていてるLINEMOを店員さんからオススメされる事はありません。

その道のプロとも呼べる店員さんがオススメしないので“詳しいはずの店員さんでもオススメできないプランなんだ”と勘違いしてしまい、余計にLINEMOから遠ざかってしまうパターンもあると思います。

そもそもお店で取り扱っていなかったから、オススメを”しなかった”じゃなくて“できなかった”ってことか!

その通りです。LINEMOは凄くお得なんですが、オンライン専用なのでお店では誰もオススメしてくれないんです。

システム上しょうがないとはいえ、ソフトバンクの店員さんなのに何も教えてくれないのはちょっと違和感もありますね。

LINEMOもahamoもpovoも発表当初と比べてどんどん良くなっています。ahamoに関しては有料とは言えオフラインでの対応も開始していますし、案内まではいかないものの簡単な説明ぐらいはして欲しいですね。

今までの契約の手続きは店舗まで行って店員さんの説明を受けながら店員さんに色々と設定してもらえていたので、それを自分一人でやるとなると不安かもしれませんが、そこを乗り越えると携帯料金も回線料金も安くなるので、ぜひこの機会に考えてみて下さい

LINEMOの基本情報と補足

・LINEMOはソフトバンクが提供している新しいプランで、毎月の基本料が3GBなら990円20GBなら2,728円という圧倒的な安さが特長です。安くするための条件は一切ないというシンプルなところも魅力です。

政府からの値下げの要求に対応したプランです。”実は色んな条件をクリアして割引きを受けた時の値段だった”や”実は契約してから〇ヶ月間だけの値段だった”といった分かりにくい要素が無く、シンプルに990円2,728円です。

・契約の手続きやサポートなど、対応の窓口はオンラインのみになっています。

オンライン専用なのでソフトバンクショップの店頭や電話での対応はしてもらえません。

・データ容量を使い切った際の最大通信速度が3GBのプランと20GBのプランで違っていて、3GBでは最大300kbps(0.3Mbps)。20GBでは最大1Mbpsになっています。

簡単なイメージですが、300kbpsだとテキストのみは〇写真は△動画は×ぐらいで、1Mbpsなら写真が〇になり、動画がギリギリ△ぐらいなので、速度制限をくらっても少しは利用できます。
最大128kbpsのところが一番多いと思うので、ちょっと速くなっています。

・LINEギガフリーというサービスが付いているので、LINEトークやLINE通話などがデータ容量を消費せずに利用できます。残りのデータ容量が無い状態、速度制限がかかっている状態でもいつも通り利用できます。

LINEトークや音声通話、ビデオ通話などは大丈夫ですが、スタンプショップや位置情報の共有など、一部サービスはギガを消費するので気を付けてください。

・キャリアメール(@softbank.ne.jp)は使用できません。

GmailYahoo!メールといったフリーメールがあるので移行すれば大丈夫です。

新みんな家族割おうち割光セットといった割引きサービスが無くなります。

デメリットに見えてしまうかもしれませんが、LINEMOは基本料がめちゃくちゃ安くなっているので割引きが無くなっても損ではなくお得になっています。

・LINEMOにすると無くなってしまうサービスの中で気になるのは、留守番電話サービスApple Watch モバイル通信サービスYahoo!プレミアム会員とその特典です。

留守番電話を使用する機会が多かった方からすると、乗り換えを諦めるほどのデメリットになってしまいます。

Apple Watch モバイル通信サービスが無くなるのでセルラーモデルのApple Watchの使い方が変わります。Apple Watchが利用できなくなる訳ではなく、GPSモデルと同じように近くにiPhoneがないと利用できなくなります

Yahoo!プレミアム会員ではなくなるので会員特典が受けられなくなります。今まで通り特典を受けたい方は月額508円でプレミアム会員になる必要があります。

LINEMOの安さが一目瞭然!?【料金比較①】

LINEMOが安いということはなんとなく分かったかと思いますが、実際にソフトバンクの各プランと比較してどこまで安くなっているのか?割引き後だけでなく、どの割引きがあるとどうなっていくのかも比較します。

現在ソフトバンクが提供しているプランはメリハリ無制限ミニフィットプラン+スマホデビュープランの3つなんですが、スマホデビュープランは一部の方しか選べないプランなので、料金比較の最後に解説にします。

メリハリ無制限はデータ無制限の大容量プラン。~3GBまでしか使っていない月は-1,650円されます。

ミニフィットプラン+は~1GB,~2GB,~3GBの中から使ったデータ量によって値段の変わる小容量プラン。

スマホデビュープランは~3GBの小容量プラン。ただ、このプランを選べるのはガラケーから乗り換える方や学生の方といった、スマホデビューと呼べるような方のみになっています。

割引き後の料金を比較をする前に、まずは基本料の比較です。

各プランのデータ容量と月額料金(1/7)

データ容量/月額メリハリ無制限(1プラン)ミニフィットプラン+(1プラン)LINEMO(2プラン)
1GB¥3,278
2GB¥4,378
3GB¥5,478\990
20GB¥2,728
無制限¥7,238

各プランのデータ容量と1GBあたりの月額料金(2/7)

データ容量/月額メリハリ無制限(1プラン)ミニフィットプラン+(1プラン)LINEMO(2プラン)
1GB¥3,278
2GB¥2,189
3GB¥1,826¥330
20GB¥136
無制限\72(100GB)

基本料だけだと最安LINEMO3GBプランで、文字通り桁違いに安くなっています。さらに、2番目に安いプランはミニフィットプラン+の1GBではなくLINEMOの20GBです。

しかし、メリハリ無制限やミニフィットプラン+にはLINEMOにない割引きサービスがあるのでこの基本料から安くなっていきます。LINEMOには無い割引きがあるとどこまで差が縮まるのか?見てみましょう。

・メリハリ無制限とミニフィットプラン+はおうち割光セットの対象になるので、-1,100円になります。

・メリハリ無制限は新みんな家族割の対象なので2回線で-660円3回線以上で-1,210円されます。

おうち割光セットを適用するためには指定オプションへの加入が必要です。指定オプション+550円です。

セット割について簡単に説明

おうち割光セットはソフトバンク光等の対象となるインターネット回線+指定オプションを選ぶと適用される割引きサービス。

新みんな家族割ソフトバンクのスマホを利用している対象家族が2人以上だと適用される割引きサービス。

まずはおうち割光セットが適用されたときの比較からです。

おうち割光セットが適用された時の月額料金(3/7)
()の中の数字は割引き額

データ容量/月額メリハリ無制限(1プラン)ミニフィットプラン+(1プラン)LINEMO(2プラン)
1GB\2,178(-1,100)
2GB\3,278(-1,100)
3GB\4,378(-1,100)\990
20GB¥2,728
無制限\6,138(-1,100)

メリハリ無制限とミニフィットプラン+はおうち割光セットがある分月額料金は安くなりますが、それでも最安プランはおうち割光セットのないLINEMO3GB/990円です。

2番目に安いプランはミニフィットプラン+でデータ消費量を1GBまでに抑えたときになりましたが、1GBを越えてしまうだけでLINEMOの20GBよりも高くなってしまいます。

今までの基準で考えると1GBまでなら2,178円のミニフィットプラン+を安く感じるかもしれませんが、LINEMOの3GB/990円20GB/2,728円を基準に考えると1GB/2,178円は相当高いのが分かると思います。

次はおうち割光セット+新みんな家族割で比較します。

おうち割光セットと新みんな家族割が適用された時の月額料金(4/7)
注意3回線以上は-1,210円で2回線だと-660円
()の中の数字は2回線での月額料金

データ容量/月額メリハリ無制限(1プラン)ミニフィットプラン+(1プラン)LINEMO(2プラン)
1GB¥2,178
2GB¥3,278
3GB¥4,378\990
20GB¥2,728
無制限\4,928(\5,478)

おうち割光セットとは違い新みんな家族割が適用されるのはメリハリ無制限だけなので、値段の安さが魅力だったミニフィットプラン+は安くならず、基本料の高いメリハリ無制限がお得になるだけです。

割引き状況を簡単にまとめると、メリハリ無制限はおうち割光セットと新みんな家族割の2つが適用されて4,928円で、ミニフィットプラン+はおうち割光セットのみが適用されて使用したデータ量に応じて2,178円~4,378円で、LINEMOは割引きが適用されなくて990円または2,728円です。

ちなみに

おうち割光セットの条件である指定オプションも含めるとこうなります。

おうち割光セットの条件である指定オプションも含めた月額料金(5/7)
高性能のルーターやWi-Fi、固定電話がセットで+550円

データ容量/月額メリハリ無制限(1プラン)ミニフィットプラン+(1プラン)LINEMO(2プラン)
1GB¥2,728
2GB¥3,828
3GB¥4,928\990
20GB¥2,728
無制限\5,428(\6,028)

おうち割光セットが適用される条件の指定オプションのことまで考えると、ミニフィットプラン+で最安のデータ使用量を1GBまでに抑えたときの料金が割引きのないLINEMOの20GBと同じ2,728円になりました

ミニフィットプラン+は3GBまでいくと4,928円もかかってしまいますが、LINEMOの3GBは-3,938円の990円です

最後に、スマホデビュープランについて解説します。

スマホデビュープランは基本料が2,728円で3GBの小容量プランですが、ガラケーからスマホにする方や初めてスマホを持つ学生等、特定の条件をクリアした方しか選べない特別なプランになっています。

おうち割光セット新みんな家族割はありませんが、小容量割1年おトク割+というちょっと複雑な割引きサービスがあります。

セット割について簡単な説明

小容量割+880円の5分以内の国内通話無料オプション+1,980円の24時間いつでも国内通話無料オプションのどちらかをつけることで-1,430円の割引きが受けられるサービスです。

複雑ですが、5分以内の国内無料通話オプション+880円を付けると基本料の2,728円から-550円されて5分以内の国内通話が無料になります。24時間いつでも国内通話無料オプション+1980円なので実質+550円です。

1年おトク割+1回限定で1年間-1,188円の割引きが受けられるサービスです。

契約した月の翌月から1年間なので、2ヶ月目~13ヶ月目まで-1,188円の割引きを受けられます。1回限定なので他のプランで過去に1年おトク割+を受けた方や、14ヶ月目~は適用されません。

まずは基本料だけの比較です。

(1/7)の基本料の比較にスマホデビュープランも含むと…(6/7)

データ容量/月額メリハリ無制限(1プラン)ミニフィットプラン+(1プラン)LINEMO(2プラン)スマホデビュープラン(1プラン)
1GB¥3,278
2GB¥4,378
3GB¥5,478¥990\2,728
20GB¥2,728
無制限¥7,238

セット割がない基本料だけの比較では、ミニフィットプラン+と比べると安いけどLINEMOと比べると高いという、2つの中間あたりのプランになっています。

では、ここから割引きを受けるとどうなっていくのか?小容量割1年おトク割+が適用された時の月額料金を一気にまとめて比較します。

(5/7)の割引き後の比較にスマホデビュープランも含むと…(7/7)
1年おトク割+が適用されている時→1年おトク割+が適用されていない時

データ容量/月額メリハリ無制限(1プラン)ミニフィットプラン+(1プラン)LINEMO(2プラン)スマホデビュープラン(5分以内の国内通話無料)スマホデビュープラン(24時間いつでも国内通話無料)
1GB¥2,728
2GB¥3,828
3GB¥4,928¥990\990\2,178\2,090→\3,278
20GB¥2,728
無制限\5,428(\6,028)

スマホデビュープランは一部の方しか選べませんし、1年間という期間限定ではありますが、最安プランのLINEMOの3GBと同じ990円で利用できて、5分以内の通話無料オプションも付いています。

ちなみに、LINEMOでは5分以内の通話無料オプションが+550円になっていて最初の1年間は-550円されるので、同じ3GBの場合だと1年目は月額料金が990円で並びますが、2年目からは1,540円とスマホデビュープランよりもお得になっています。

2021年の11月17日から終了日は未定のデータ増量特典というキャンペーンが始まり、スマホデビュープランを契約してから1年間のデータ容量が3GB→5GBになりました。

データ増量特典で+2GBされることを考えると、1年目はスマホデビュープランの方がお得で、2年目以降はLINEMOの方がお得になります。

料金比較で分かったオススメのプラン

ソフトバンクのプランの中には、おうち割光セットや新みんな家族割、小容量割や1年おトク割+といった様々な割引きがありますが、料金比較をしてみた結果割引きのないLINEMOよりもお得になるプランはありませんでした

少し気になったのはデータ容量です。ソフトバンクは~3GBの小容量プランと無制限の2択しかなかったので、3GBじゃちょっと足りなくて困る方は無制限を選ばないといけなかったんですが、LINEMOの20GBのおかげで最小でも月額が2,700円も安くなりました。

料金比較をしたことで分かった結論!

損をしていないと言えるプラン
メリハリ無制限(一部の方のみ)とLINEMOの2つです!

メリハリ無制限LINEMOのどっちの方がオススメできるかは求める条件次第ですが、主にデータ容量の差で決まります。

メリハリ無制限がオススメな方はデータ容量が約25GB以上欲しい方

LINEMOがオススメな方はデータ容量が約24GB以下で大丈夫な方です。(20GB以上は追加オプションの1GB+550円を購入分)

80%近くの方は毎月のデータ消費量が10GB以内に収まっているというデータがあるので、ほとんどの方はメリハリ無制限よりもLINEMOのほうがオススメです。

ここで本題のソフトバンク光の話に戻るんですが、メリハリ無制限は回線にソフトバンク光を選ぶことでおうち割光セットが適用されて安くなりますが、LINEMOにはおうち割光セットが無いので回線をソフトバンク光にしても安くなりませんよね?

ここまで読んで下さった方は“ソフトバンク光を選んでいる方は実は損していた”という言葉の意味が分かってきたんじゃないでしょうか?

本当にソフトバンク光だと損していた!【料金比較②】

先ほどの料金比較は携帯料金としての比較だったので回線料金は含まれていません。おうち割光セットを受けるなら回線はソフトバンク光になるので、ソフトバンク光の回線料金も加算されます。

ソフトバンク光の基本的なプランは戸建てタイプ5,720円とマンションタイプ4,180円ですが、ここに指定オプションの+550円された料金を回線料金として考えると、戸建てタイプは6,270円になります。

しかし!

LINEMOはおうち割光セットのために回線をソフトバンク光にする必要がないため、6,270円のソフトバンク光よりも安い5,500円5,300円の回線にすることができ、携帯料金と回線料金のどちらも安くなるんです。

イメージではこんな感じです↓

実際に払わなきゃいけない金額にどこまで差があるのか?データ容量が同じミニフィットプラン+の3GBLINEMOの3GBをメインに、4つのパターンで比較していきます。

ミニフィットプラン+3GBは基本料が5,478円ですが、おうち割光セットがあると最終的な月額は4,378円になります。回線はソフトバンク光指定オプション+550円も含まないといけないので+6,270円されます。

4,378円(携帯料金)+6,270円(回線料金と指定オプション)で
月額10,648円です。

LINEMO3GB基本料が990円でセット割はありません。回線はソフトバンク光にしなくていいので、ソフトバンク光よりも安い+5,300円の回線にして考えます。

990円(携帯料金)+5,300円(回線料金)で
月額6,290円です。

データ容量が同じ3GBのプランと一緒に比較するのは、ミニフィットプラン+1GBLINEMOの20GBです。

ミニフィットプラン+の1GB
2,178円(携帯料金)+6,270円(回線料金と指定オプション)で月額8,448円

LINEMOの20GB
2,728円(携帯料金)+5,300円(回線料金)で月額8,028円です。

まとめてグラフで比較するとこうなります。

データ容量が同じ3GBでも、LINEMOなら1ヶ月の携帯料金+回線料金が4,358円も安くなっているのが分かります。また、ミニフィットプラン+でデータ使用量を1GB以内に抑えても、LINEMOの20GBよりもちょっとだけ高くなっています。

1ヶ月だけでも相当安くなっているのが分かると思いますが、ソフトバンク光の2年自動更新プランの2年間で比べるとこうなります。

ミニフィットプラン+1GBは202,754円
ミニフィットプラン+3GBは255,544円
LINEMOの3GBは150,960円
LINEMOの20GBは192,672円

なんと!
データ容量が同じ3GBなのに定期契約の2年間で比べると
104,594円も差が出てしまいます!

これがソフトバンク光だと実は損していたということの答えです。

これだけお得になった新プランのLINEMO(20GB)が提供を始めたのは2021年の3月からで3GBのミニプランは4ヶ月後の7月と始まったばかりなので、今から乗り換えても遅くありませんが、スマホや回線の契約内容が自動更新だと解約金が発生してしまうといった問題もあると思います。

乗り換えるなら早い方が良いとは思いますが、解約金が無くなるまでの期間やそれまでに払う携帯料金と乗り換えたことでお得になる分を考えて、乗り換えたいタイミングで簡単に乗り換えられるように今のうちに確認しておくと、いざという時に何も困らなくて良いと思います。

LINEMOと組み合わせるソフトバンク光よりも安い回線についてですが、今よりも安くなる回線を無料で教えてくれるサイトがあるので今すぐにでも見つけられます。

ソフトバンク光よりも安い回線の探し方

ソフトバンク光よりも安い回線を探そうにも回線は種類が多いので1つ1つ探していくのは相当な時間がかかってしまうと思いますが、今よりも安くなる回線を無料で探せるというピッタリなサイトがあるので大丈夫です。

今回紹介するのはminaoshi.netというサイトです。

↑サイトはこんな感じです。

minaoshi.netはインターネット回線の料金の見直しが出来るサイトで、現在の利用状況である4つの項目を入力すると、今よりも安くなる回線を教えてくれます

サイト自体が凄くシンプルになので簡単ですし、分からない事があっても直接聞くことも出来るので、初心者の方にもオススメです。

時間もかからずにソフトバンク光よりも安い回線が見つかるので今の状況にピッタリですし、とりあえず安い回線を知りたいという方でも利用できます。

ソフトバンク光は安いと思っている方も居ると思いますが、ソフトバンク光はおうち割光セットがあることで他の回線よりもお得になる仕組みなので、ソフトバンク光そのものは安くはありません。

最後に、ソフトバンク光との関係性を踏まえてLINEMOのメリットとデメリットをまとめます。

LINEMOのメリット&デメリット

LINEMOのメリットをまとめると

  • データ容量20GBのプランが月額2,728円という従来プラン1GB並みの安さ!
  • さらにデータ容量3GBで月額が990円の破格な小容量プランも追加!
  • それでいて月額が複雑になる条件が一切なく分かりやすいシンプルなプラン!
  • セット割が消えるので回線をソフトバンク光にしなくていい!
  • LINEギガフリーなのでデータ消費無しでLINEトークやLINE通話ができる!
  • 事務手数料が0円!

が挙げられます。中でも、20GB/2,728円3GB/990円というシンプルで破格なプランが2つあるのは非常に大きなメリットです。さらに、ソフトバンク光以外の回線を選べるようになったことで携帯料金だけでなく回線料金まで安くすることが出来るようになりました。

一方でLINEMOのデメリットとしては

  • キャリアメール(@softbank.ne.jp)が使えなってしまう。
  • 留守番電話サービスが使えなくなってしまう。
  • Apple Watch モバイル通信サービスが無くなってしまうので、セルラーモデルのApple Watchのメリットも無くなってしまう。
  • Yahoo!プレミアム会員じゃ無くなるので、プレミアム会員の特典も無くなってしまう。
  • 現状維持ではなく変わることを不安に思う気持ちの問題。

が挙げられます。メリットと比べると小さなデメリットにはなってしまいますが、留守番電話サービスは代わりになるものが無いので、留守番電話が必要な方にとってはメリットよりもデメリットの方が大きくなってしまうかもしれません。

セルラーモデルのApple WatchでもGPSモデルのように近くにiPhoneがあれば使えるので、セルラーモデルのApple Watchを持っていても新しく買いなおす必要はありません。

メリットかデメリットかが人によって分かれるものとしては

  • 申し込みやサポート等、対応窓口が全てオンライン限定になっている。

が挙げられます。契約するまでもそうですが、契約してからもオンライン限定で店頭での対応は行っていないので、トラブルが起きてしまっても店頭まで行って相談したりするのではなく、公式サイトから案内に従って対処したり、ネットで調べて情報を集めたりする必要があります。

普段からインターネットを利用していない方だと1つ1つの作業が大変ですし、直接お店に行くよりも時間も手間もかかってしまうのでデメリットになってしまうと思います。

普段からインターネットを利用している方からすると、1つ1つの作業も直接お店に行く時間も手間もかかりませんし、自分で手続きを行うことから契約事務手数料の3,300円が0円になっているので、デメリットが無くなるどころかメリットに変わります。

分からない部分があってもYouTube等で丁寧に解説してくれている動画もたくさんありますし、調べ方さえ分かれば大丈夫だと思います。

結論

ソフトバンク光と一緒にソフトバンクの各プランLINEMOについて最初から語ったので長くなってしまいましたが、結論としては凄く簡単です。

ソフトバンク光はソフトバンクの携帯電話/スマホとセットにすることでセット割が受けられるようになってお得になる仕組みですが、セット割対象のソフトバンクの携帯料金が高いことで割引きがあってもお得ではなく損をしてしまうケースがほとんどです

回線とスマホは近い関係にあるので、回線料金を安くしたいときは合わせて携帯料金についても考えることがとても大事です

ソフトバンク光が高いのか?という疑問は、ソフトバンクが高いのか?も一緒に考えることで答えにたどり着けます。

  1. オススメソフトバンクのプランをLINEMOにする
    • 3GBと20GBの2つのプランがあり、条件無しで超お得になっています。
    • 回線をソフトバンク光よりも安い回線にすることでさらにお得になります。
  2. ソフトバンクのプランをメリハリ無制限にする
    • データ容量が20GBちょっとじゃ足りない方にオススメですが、値段は高いです。
    • 少しでも値段を抑えるためにも、おうち割光セットのある回線にしましょう。
  1. LINEMO、メリハリ無制限以外のプランにする
    • 値段を安くしたい方にはLINEMOの3GBや20GB。値段が高くてもデータ容量がたくさん欲しい方にはメリハリ無制限があるので、値段が高くてデータ容量が少ない他プランをオススメする理由がありません。

最後に

記事を最後まで読んで下さってありがとうございます。

従来のソフトバンクユーザーがLINEMOに流れるとお得になった分ソフトバンクの利益は減ってしまいますが、LINEMOと合わせて安くするためにソフトバンク光よりも安い回線に流れると、回線料金の利益は減るどころか0円になってしまいます

ソフトバンク全体として考えると、LINEMOに移行していく人が増え続けるのと同時にソフトバンク光を解約されるのは避けたいはずですし、いつかLINEMOにも回線とセットでお得になる特典が受けられるようになると思います。

大手キャリアが携帯料金の値下げを行った新プランは提供を始めたばかりですし、今までのプランの高い携帯料金が当たり前になっている事もあって、この事実にはまだ気づいていない方が多そうです。

実は日本の携帯料金はこの1年で大きく変化していて、世界の各都市で一番人気の20GBプランの携帯料金の比較データによると、2020年には8,000円以上もあった月額料金が2021年になってからは3,000円以下まで下がっていて、世界的に見ても高かった日本の携帯料金は安くなっています。

ソフトバンクauが4,000円前後の値段で20GBプランを発表したのに対して、思い切って3,000円以下の20GBプランを発表してくれたdocomoのahamoのおかげです。

提供を開始したばかりなのでこれから良くなっていく部分もあると思いますが、それでも従来のプランとは比べものにならないほどお得になっていますし、20GBプランのみで3社がほぼ横並びの中で3GB/990円のミニプランの提供を開始してくれたLINEMOや、LINEMOとセットになる回線など、今後の競争にも期待です!

【忙しい人向け】ザックリまとめ

時間などの様々な都合上、全部をじっくり読めない方も居ると思うので特に重要な部分だけをザックリとまとめました。

ここまで全部読んで下さった方は読まなくても大丈夫な内容です!

ソフトバンク光を選んでいる一番の理由は“契約しているソフトバンクのスマホとセットにするとセット割引きが受けられてお得になるから”だと思いますが、今もその考えを持っている方はお得ではなくをしてしまっている方がほとんどです。

今まではセット割があれば割引きされた分がそのままお得になっていたんですが、セット割の対象になっているソフトバンクの携帯料金が高すぎたため、セット割の対象になっていない新プランのLINEMOの方がお得になっているんです。

LINEMO『携帯料金が高すぎるから値下げして』という政府からの要求に応えた新プランで、回線をソフトバンク光にしなきゃ安くならないといった条件も無く、携帯料金のほうを安くしたプランです。

本当にセット割が無くなって安くなっているのか?まずは基本料の比較を見てみましょう。

各プランのデータ容量と月額料金の比較①

データ容量/月額メリハリ無制限(1プラン)ミニフィットプラン+(1プラン)LINEMO(2プラン)
1GB¥3,278
2GB¥4,378
3GB¥5,478\990
20GB¥2,728
無制限¥7,238

基本料だけの比較ですが、ミニフィットプラン+では最安が~1GB3,278円で、~3GBだと5,478円もかかってしまいますが、LINEMOなら3GB990円で、20GB2,728円まで安くなっています。

この基本料の差がどこまで縮まるのか?次はLINEMOが対象外になっている、おうち割光セット新みんな家族割の割引き込みの月額料金で比較をします。

簡単な説明

  • おうち割光セットは回線とスマホがセット割です。適用されると-1,100円されます。
  • 新みんな家族割は対象となるソフトバンクのプランを利用している家族が2人だと-660円され、3人以上だと-1.210円されますが、ミニフィットプラン+は適用されないのでLINEMOと同じく-0円です。

各プランのデータ容量と月額料金の比較②
おうち割光セットは-1,100円
新みんな家族割は3人以上だと-1,210円。2人だと-660円
()の中の数字は新みんな家族割が2人の場合

データ容量/月額メリハリ無制限(1プラン)ミニフィットプラン+(1プラン)LINEMO(2プラン)
1GB¥2,178
2GB¥3,278
3GB¥4,378\990
20GB¥2,728
無制限\4,928(\5,478)

セット割も込みで月額料金を比較した結果、ソフトバンクの最安プランはセット割のないLINEMOの3GB/990円です。2番はデータ消費は1GB以内のミニフィットプラン+の2,178円で、3番はLINEMOの20GB/2,728円です。

ここで少し付け加えると、おうち割光セットは回線にソフトバンク光を選んだだけでは適用されず、+550円の指定オプションも必要になっています。この+550円を携帯料金に足してみると、ミニフィットプラン+の~1GBはLINEMOの20GBと同じ2,728円になります。

ちなみに、これらのプランとはまた違う複雑なスマホデビュープランというプランもあります。

スマホデビュープランをざっくりと解説

スマホデビュープラン基本料が2,728円でデータ容量は3GBの小容量プランですが、スマホデビューという名前の通りガラケーからスマホに乗り換える方や学生などが対象のプランなので、条件に当てはまっていない方は選べません。

LINEMOと同じくおうち割光セット新みんな家族割適用されませんが、小容量1年おトク割+という少し複雑な割引きが適用されます。

小容量割-1,430円の割引きとなっていますが、5分以内の国内通話無料オプション+880円または24時間いつでも国内通話無料オプション+1,980円が必要です。簡単に言うと通話オプションが付いても基本料から-550円または+550円になるサービスです。

1年おトク割+は契約した翌月の2ヶ月目~13ヶ月の1年間だけ-1,188円の割引きが適用されます。適用中の方やこれまでに適用されたことのある方は対象外になので14ヶ月目以降は割引きが無くなります。簡単に言うと、おひとり様1回限定で合計-14,256円(1,188円x12ヶ月)になる割引きです。

スマホデビュープランも含んだデータ容量と月額料金の比較③
1年おトク割+が適用されている時→1年おトク割+が適用されていない時

データ容量/月額メリハリ無制限(1プラン)ミニフィットプラン+(1プラン)LINEMO(2プラン)スマホデビュープラン(5分以内の国内通話無料)スマホデビュープラン(24時間いつでも国内通話無料)
1GB¥2,728
2GB¥3,828
3GB¥4,928¥990\990\2,178\2,090→\3,278
20GB¥2,728
無制限\5,428(\6,028)

スマホデビュープランの1年目はLINEMOと同じ3GB/990円で5分以内の通話無料オプションも付いてくるのでLINEMOよりもお得に思えますが、LINEMOは5分以内の通話無料オプションが+550円になっていて最初の1年間は-550円されるので、1年目はスマホデビュープランと同じ990円でも2年目以降は1,540円になります。

2021年の11月17日からデータ増量特典というキャンペーンが始まったので、適用されるとスマホデビュープランを契約してから1年間はデータ容量が3GB→5GBに増えます。

『LINEMOにするとおうち割光セットが無くなっちゃう!』と言い方をする方が居るのでLINEMOにすると値段が高くなると勘違いしてしまう方も居ますが、割引きの条件や計算をする必要が無く、セット割があるプランよりもシンプルに基本料を安くしたのがLINEMOです。

しかも!LINEMOならここから更に安くなります!

これまでの料金比較は携帯料金だけの比較です。おうち割光セットを受けなきゃ安くならないプランは回線をソフトバンク光にしないといけませんが、LINEMOはソフトバンク光にしてもセット割がないので、ソフトバンク光よりも安い他の回線にすることができます

ソフトバンク光の2年自動更新の戸建てタイプの回線料金は5,720円と書いてありますが、おうち割光セットを受けるためには指定オプション+550円が必要なので月々の回線料金は5.720円ではなく6,270円になります。

一方で、LINEMOは好きな回線を選べるのでソフトバンク光よりも安い5,300円の回線を選ぶと、回線料金だけでも毎月-970円もお得になります。

携帯料金だけでなく回線料金も一緒にして、データ容量が同じミニフィットプラン+3GBLINEMO3GBで比較してみます。

ミニフィットプラン+3GB携帯料金4,378円+回線料金6,270円月々10,648円

LINEMOの3GB携帯料金990円+回線料金5,300円月々6,290円

差額は4,358円

自動更新の2年間で考えると
差額は104,592円まで広がります

ミニフィットプラン+を1GBまでに抑えたとしても月々8,448円なので
月々の差額は2,158円2年間で
51,792円も差があります

ちなみに、LINEMOの20GB月々8,028円なので
ミニフィットプラン+の1GBと比べても
2年間で10,080円もお得になりデータ容量は456GBも増えます

LINEMOと合わせてお得にしようにも、ソフトバンク光よりも安い回線を探すのが大変そうに感じるかもしれませんが、今よりも安くなる回線を無料で案内してくれるminaoshi.netというサイトがあるので数分で見つかります。

ここまでは主にLINEMOのメリットの部分を紹介してきましたが、ここからはメリット以外の部分も紹介します。

・いろんな機能が無くなります。

従来のソフトバンクの各プランにはあった機能のいくつかは、LINEMOからは無くなってしまいます。そこまでデメリットに感じないものもあると思いますが、事前に確認しておいた方が良さそうなものの紹介と補足をします。

  • キャリアメール(@softbank.ne.jp)が無くなります。
    • GmailやYahoo!メールのようなフリーメールがあるので大きな問題ではありません。
  • 留守番電話サービスが無くなります。
    • 留守番電話の代わりになるサービスが無いので、高いけど留守番電話のあるプランにするか、安いけど留守番電話のないLINEMOにするかの選択になります。
  • Apple Watch モバイル通信サービスが無くなります。
    • セルラーモデルのApple Watchの仕様が変わり、GPSモデルと同じように近くにiPhoneがないと利用できなくなります。
  • Yahoo!プレミアム会員ではなくなるので、プレミアム会員の特典が無くなります。
    • Yahoo!プレミアム会員に戻りたい方は月額508円で戻れるので、LINEMOに乗り換えてお得になった分で支払えば大丈夫です。

メリットになるかデメリットになるかが人によって分かれるものもあります。

・対応窓口がオンライン限定になりました。

対応窓口がオンライン限定のため、各種手続きやサポートなど、何かあっても全てweb上の案内に従ってオンライン上で行う必要があります。店員さんに相談したい事やサポートしてもらいたい事があって店舗まで足を運んでも対応してもらえません。

インターネットを普段から利用していない方や直接店員さんからのサポートを受けたい方にとってはデメリットに感じてしまうと思います。

専門的な知識や技術を求められる訳じゃないので、基本的には案内通りに行うだけですが、分からないことがあっても詳しく解説してくれるサイトや動画もあるので大丈夫だと思います。

デメリットに感じてしまう方が居る一方で、契約時の事務手数料3300円が0円になっていたり、契約をする時や何かあった時にわざわざお店まで行かなくても家の中で済ませられたり、人によってはデメリットではなくメリットになっています。

結論!

ソフトバンク光はソフトバンクのスマホとセットにすると割引きが受けられますが、セット割対象のソフトバンクの携帯料金が高いため、ほとんどの方は割引きがあっても損をしてしまいます

毎月のデータ容量が20GBでも大丈夫な方はスマホのプランをセット割がないLINEMOにすることでお得になりますし、回線はソフトバンク光よりも安い回線にすることで更にお得になります。

データ容量が20GBじゃ足りない!という方はメリハリ無制限にするしかないので、回線はおうち割光セットのあるソフトバンク光にした方がお得になります。

ソフトバンク光よりも安い回線minaoshi.netという無料サイトを使えば簡単に見つけられます

忙しい中、最後まで読んで頂きありがとうございます。
特に重要な部分だけをまとめたので説明不足な点もあると思うので、気になった方はぜひお時間のある際に最初から読んでみて下さい。

コメント